ホームページを制作する目的はさまざまで、集客や採用に活用されているもの、相談や問い合わせにつなげるために使われているものもあります。
こうした目的を持ってホームページを公開し、より多くの人に見てもらうためにブログの更新など情報発信に取り組んでいる方も多いのではないでしょうか。
しかし、せっかく多くの人にホームページを見てもらえているにもかかわらず、問い合わせにつながっていないというケースも多く見られます。
同じサービスでも、なぜ結果に差が出るのか
同じ業種で、同じようなサービスを提供している会社があった場合、最終的にどこに依頼するかは、他社との違いや、自社の良さが伝わっているかどうかで変わってきます。
これはホームページでも同じです。
いくらブログを書いて読んでもらったとしても、ホームページ全体で自社の強みや価値が伝わっていなければ、その先につながりにくくなります。
SNSも同様に、興味を持ってもらったとしても、ホームページ上で共感されなければ、そこで止まってしまいます。
ホームページは、見られているだけでは成果にはつながりません。
「見られること」と「伝わること」は違う
「見られること」と「伝わること」は、一見同じように見えますが、実際には少し違うポイントがあります。
ホームページが見られていても、
- 自社の強みが分からない
- 他社との違いが見えない
- 依頼するメリットが伝わらない
といった状態であれば、最終的な問い合わせにつながりにくくなります。
つまり、「選ばれるかどうか」は、どれだけ伝わっているかによって変わってきます。
自社の強みに気づいているか?
多くのホームページでは、
- サービス内容は書いてある
- 会社情報も載っている
- ブログも更新している
といったように、必要な情報自体は揃っているケースがほとんどです。
それにもかかわらず、なぜ結果に差が出てしまうのでしょうか。
同じような価格帯で、同じようなサービス内容に見える場合でも、最終的な判断には差が生まれます。
そのときに重要になるのが、自社の特徴や強みが分かるかどうかです。
そしてもう一つ大事なのが、そもそも自社自身が、その強みに気づいているかどうかという点です。
実際には、他社より優れている点や、お客様に評価されている特徴があっても、それを当たり前のこととして捉えてしまい、強みとして意識できていないこともあります。
その場合、当然ホームページにも十分に載せられておらず、訪問した人にも伝わりません。
こうした点を整理できているかどうかによって、ホームページの印象や判断に違いが出てきます。
例えば、サービス内容自体は大きく変わらなくても、アフターフォローに特徴があるのであれば、その点が分かるように見せていくことが重要になります。
また、実績の多さや対応の丁寧さなど、自社ならではの強みがある場合も、それが伝わらなければ判断材料にはなりません。
つまり、自社の特徴や強みが分かりやすく伝わっているかどうかによって、最終的な判断が変わってくるということです。
実は、ホームページは細かく読まれていないことも多い
もう一つ重要なのは、ホームページを訪れた人が、必ずしも内容を細かく読んでいるわけではないという点です。
検索エンジンは文章の内容や構造を細かく読み取りますが、実際に見る人は、それとは違います。
多くの場合、
- 自分に関係がありそうか
- 信頼できそうか
- 自分に合っていそうか
といったことを、ぱっと見の印象で判断しています。
実際には、複数のホームページを比較する中で、一つひとつをじっくり読むというよりも、「どこが一番しっくりくるか」という感覚で判断されることも多くあります。
そのため、どれだけ内容をしっかり作っていたとしても、第一印象で興味を持たれなければ、その先まで読まれにくくなります。
「違い」は、見え方で変わる
例えば、他社と比べて強みがあったとしても、ホームページ全体の見せ方や印象によって、その良さが十分に伝わらないこともあります。
そして実際には、サービスそのものの違い以上に、ホームページの見せ方やデザイン、全体のイメージによって判断されることもあります。
つまり、実際の違いだけでなく、「どう見えるか」も重要になります。
- 第一印象で分かりやすいか
- 安心感を持てるか
- 信頼できそうに見えるか
こうした印象が伝わっていなければ、十分な判断材料にはなりません。
選ばれるホームページは何が違うのか
では、どのような状態であれば、問い合わせにつながるのでしょうか。
ポイントは大きく二つあります。
自社の特徴や強みが整理され、それが分かりやすく伝わっていること。
そして、ホームページ全体の見せ方や流れの中で、
自然に理解され、安心して問い合わせできる状態になっていることです。
検索やブログ、SNSなどをきっかけに興味を持ち、ホームページで理解し、納得して問い合わせにつながる。
この流れができることで、集客は成果につながりやすくなります。
問い合わせフォームで離脱してしまうケースもある
ホームページの内容が伝わり、「問い合わせしてみよう」と思ってもらえたとしても、そこで終わりではありません。
実際には、問い合わせフォームの段階で離脱してしまうケースも少なくありません。
例えば、
- 入力項目が多すぎる
- 必須項目が多く、手間に感じてしまう
- 入力内容が分かりづらい
- スマートフォンで入力しづらい
といった理由から、せっかく興味を持ってもらっても、途中で離脱してしまうことがあります。
そのため、問い合わせフォームは、できるだけシンプルで分かりやすく、入力しやすい設計にしておくことが重要です。
「問い合わせしよう」と思ったタイミングで、スムーズに行動できる状態を整えておくことで、機会損失を防ぐことにつながります。
最初からすべて揃っている必要はありません
例えば、起業したばかりで実績が少ない場合や、お客様の声や事例などが十分に集まっていない場合など、選ばれるための材料が、まだ揃っていないケースもあります。
ただ、その場合でも、そこであきらめてしまうのではなく、できるところから情報を増やしていき、少しずつ積み重ねていくことが大切です。
こうした積み重ねが、「ホームページを作って終わりにしない」ということであり、結果として、集客につながっていきます。
ホームページは、最初に公開した内容が完成ではなく、運用しながら変化していくものです。
まとめ
ホームページで集客するというと、アクセスを増やすことに意識が向きがちですが、
実際には、
「見られること」よりも
「伝わること」の方が重要です。
そして、
どれだけ伝わっているかによって、最終的に「選ばれるかどうか」が変わってきます。
会社の状況が変化していくように、ホームページの役割も固定されたものではありません。
その時々の状況に合わせて見直し、改善していくことで、より効果的に活用できるようになります。
もし、自社のホームページが「見られているのに伝わっていない」状態であれば、その見せ方や伝え方を見直すことで、結果が変わる可能性があります。
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