ホームページ制作を検討する際、自社の場合は「何ページくらいが適当なのか?」と考えることはありませんか?

ページ数は費用にも影響することが多いため、気になるポイントの一つだと思います。

ただ、ページ数に当てはめた構成で制作を進めてしまうと、目的に合わないホームページになってしまうこともあります。

中小企業のホームページでは、事業の段階や目的によって、最適な構成や見せ方は大きく変わってきます。

また、その構成によって、検索での見つかり方にも影響してきます。

この記事では、段階ごとにどのようにホームページの構成が変わっていくのか、また、それによって検索からの見つけられ方がどう変わるのかを、分かりやすく整理していきます。

ホームページは「段階と目的」から考える

ホームページは、最初から理想的な形を目指す必要はなく、事業の成長に合わせて変化していくものです。

そのため、

  • 今どの段階にあるのか
  • ホームページで何を実現したいのか

によって、構成は変わります。

例えば、

  • 名刺代わりとして使いたいのか
  • 問い合わせを増やしたいのか
  • 情報発信に力を入れていきたいのか

によって、構成や設計は大きく変わってきます。

ここを整理せずに進めてしまうと、目的に合った構成にならない可能性もあります。

情報が少ない段階では、まず立ち上げることを優先する

例えば、起業したてでサービスを立ち上げた会社や、まずは名刺代わりとしてホームページを制作したい会社のケースです。

サービス内容や実績などをそれぞれ専用ページとして詳しくまとめるには、まだ情報や材料が十分に揃っていないこともあります。

このような場合は、まず項目を整理し、コンパクトに伝えることを優先し、1ページで完結する形でホームページを制作するという考え方もあります。

例えば、

  • 当社について
  • サービス内容
  • 会社概要
  • お問い合わせ

などを1ページにまとめることで、短期間・低コストで公開できるのがメリットです。

ただし、1つのページに複数の要素が含まれるため、検索エンジンから見るとテーマが分散しやすく、特定のキーワードで評価されにくい傾向があります。

そのため、この段階では検索から新規の集客を意識するというよりも

  • 社名で検索されたときに表示される
  • 会社やサービスの内容が一通り伝わる

といった役割を果たしていれば十分と考えるのが現実的です。

情報が増えてくると「テーマごとに整理する」必要が出てくる

事業が進み、サービス内容や強み、実績などの情報が増えてくると、1ページにまとめるだけでは伝えきれなくなってきます。

この段階では、情報をテーマごとに分けて整理していくことで、訪問者にとっても見やすくなります。

例えば、

  • サービスの詳細
  • 会社情報
  • 実績や事例

といった形でページを分けることで、それぞれの内容をしっかり伝えられるようになります。

また、ページごとにテーマが明確になることで、検索にも反映されやすくなり

  • サービスに関連するキーワード
  • 地域名+サービス

といった検索にも、少しずつ表示されやすくなっていきます。

この段階から、ホームページは「会社案内」だけでなく、検索に見つけてもらうための役割も持ち始めます。

同じ構成でも「どこを軸にするか」で結果は変わる

例えば、A・B・Cという3つのサービスを提供している会社があるとします。

この場合、ページ構成としては、

  • トップページ
  • サービスA
  • サービスB
  • サービスC
  • 会社情報
  • お問い合わせ

といった形になることが多く、トップページでは3つのサービスページへの入り口が設けられ、クリックするとそれぞれのページに遷移する設計が一般的です。

そして、トップページのテキストにも、A・B・Cすべてのサービスに関するキーワードが含まれているケースが多く見られます。

このような構成はよく見られるもので、特に問題があるわけではありません。

ただし、この構成は検索エンジンから見ると、どのサービスを一番伝えたいのかが分かりにくくなり、

それぞれの評価が弱くなりやすい傾向があります。

例えば、Aというサービスを検索している場合、Aに特化したサービスを提供しているホームページの方が、検索エンジンにも内容が伝わりやすくなります。

重要なのは「どのサービスを軸にするか」

先ほど挙げたページ構成の例ですが、実はこの会社では、このような課題が背景にあったとします。

  • サービスBは既存の営業で安定している
  • サービスCは補助的な位置づけ
  • ホームページではサービスAを伸ばしたい

という状況だとします。

この場合、ページ構成はそのままでも、トップページの役割を変えることで調整することができます。

具体的には、

  • サービスAをメインとして大きく扱う
  • サービスBやCは補足的に配置する
  • トップページのキーワードもサービスAを中心にする

このように設計することで、検索エンジンにも「このサイトはサービスAが中心である」と伝わりやすくなり、サービスAを探しているユーザーに見つけてもらいやすくなります。

ブログを活用することで検索からの入口が広がっていく

さらにこの会社が、ホームページを「会社案内」としてだけでなく、問い合わせや集客にも力を入れていきたいと考えた場合、ブログを追加していくことで、検索からの流入も大きく変わっていきます。

この段階では、

  • トップページ
  • サービスA
  • サービスB
  • サービスC
  • 会社情報
  • お問い合わせ
    +ブログ

が連動した構造になります。

ブログを通じて検索で見つけてもらい、そこからサービスページへ誘導する流れが生まれます。

ただし注意点として、ブログのテーマを広げすぎると評価が分散してしまうため、サービスAを伸ばしたいのであれば、ブログもサービスAに関連する内容に絞ることが重要です。

このように、ページ構成にブログを追加していくことで、検索からの入口が広がっていきます。

SNSを活用してホームページへの導線を広げる

さらに、SNSを活用することで、ホームページへの導線を広げることができます。

  • トップページ
  • サービスA
  • サービスB
  • サービスC
  • 会社情報
  • お問い合わせ
    +ブログ
    +SNS

SNSでは、日々の情報発信や投稿を通じて、まだサービスを知らない人や、少し興味を持っている人とつながることができます。

このとき重要なのは、ホームページを“情報の拠点”として活用することです。

例えば、

  • SNSで興味を持ってもらう
  • 詳しい内容はホームページで確認してもらう

といった流れをつくることで、単なる投稿で終わらず、サービスの理解や問い合わせにつながっていきます。

また、

  • SNS → サービスAページ

といったように、

トップページだけでなく、目的となるページに直接誘導する設計にすることで、より効果的に活用することができます。

このように、SNSからホームページへ誘導する流れをつくることで、発信を問い合わせにつなげやすくなります。

広告を活用して短期間で集客を強化する

さらに、広告を活用することで、必要なタイミングで集客を強化することができます。

  • トップページ
  • サービスA
  • サービスB
  • サービスC
  • 会社情報
  • お問い合わせ
    +ブログ
    +SNS
    +広告

広告は、SNSとは違い、特定のターゲットに対して意図的に情報を届けることができるため、短期間での集客にも向いています。

この場合も、ホームページを受け皿として設計することが重要です。

例えば、

  • 広告 → サービスAページ

といった導線をつくることで、興味を持ったユーザーをそのまま具体的な情報へつなげることができます。

広告で集めたアクセスをトップページだけで受けるのではなく、目的に応じたページに誘導することで、成果につながりやすくなります。

まとめ

ホームページは、ページ数に当てはめて考えるのではなく、事業の段階と目的に応じて、構成や役割を考えていくことが重要です。

シンプルな構成からスタートし、情報を整理しながら広げ、必要に応じて発展させていく

そして、どのサービスを軸にするのかを明確にすることで、ホームページ全体の見え方や成果も変わってきます。

この流れを意識することで、成果につながるホームページが育っていきます。

「自社の場合はどうすれば良いか?」とお悩みの際は、

整理するところから一緒に考えていきます。

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